

ロングテールキーワードの探し方を知りたいです。
SEOに効果的と聞いたのでメリットとデメリットも教えてください。
こんなお悩みにお答えします。

本記事でわかること
- ロングテールキーワードの基礎知識
- ロングテールキーワードのメリット
- ロングテールキーワードのデメリット
- ロングテールキーワードの探し方
- ロングテールキーワードの正しい攻略法
ロングテールキーワードで記事を書いていくと、SEOに効果的で検索上位表示される可能性が高くなります。
結論、ロングテールキーワードは、ブログ初心者の方が絶対に狙うべきキーワードです。
とはいえ、いきなり狙うべきと言われても、「ロングテールキーワードって何?」「どうやってロングテールキーワードを探せばいいの?」と疑問に思ってしまいますよね。
そこで今回は、ブログ初心者の方に向けてロングテールキーワードの基礎知識からメリットとデメリット、探し方までわかりやすく解説していきます。
また、記事の後半では、ロングテールキーワードの正しい攻略法についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
本記事を最後まで読むことで、記事が検索上位表示される仕組みからロングテールキーワードの探し方まで理解できるようになりますよ。
そもそもキーワードの探し方がわからないという方は、下記の記事を先に読み進めてくださね。
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【初心者必見】ブログのキーワード選定のやり方を5つの手順で解説!
続きを見る
ロングテールキーワードとは?3つの基礎知識

ロングテールキーワードの探し方をご紹介する前に、そもそもロングテールキーワードとは何か?などの基礎知識と、メリットとデメリットについて解説していきます。
順番に解説していきます。
ロングテールキーワードとは?

ロングテールキーワードとは、複数の単語を組み合わせた検索ボリュームが少ないキーワードのことで、月間検索ボリュームが「1,000未満」のものを指します。
上記グラフのオレンジ色の部分がまるで長いシッポ(ロングテール)のように見えることからロングテールキーワードと呼ばれているのです。
「スモールキーワード」や「ニッチキーワード」と呼ばれることもあります。
ロングテールキーワードは、検索ボリュームが少ないものの、読者のニーズが理解しやすくコンバージョン率(CVR)が高いのが特徴です。
コンバージョン率については後ほど解説しますね。

ビッグキーワードやミドルキーワードとの違いは?
上記のグラフのように、ロングテールキーワード以外にも「ビッグキーワード」や「ミドルキーワード」というものがあります。
それぞれの違いは以下の通りです。
キーワード | 月間検索ボリューム | 組み合わせ例 |
---|---|---|
ビッグキーワード | 10,000以上 | 筋トレ |
ミドルキーワード | 1,000〜10,000 | 筋トレ 初心者 |
ロングテールキーワード | 1,000以下 | 筋トレ 初心者 ジム |
- ビッグキーワード(1語)
- ミドルキーワード(2語)
- ロングテールキーワード(3語以上)
上記のように、Google検索で3語以上の単語を組み合わせて入力していたら、ロングテールキーワードと考えればOKです。
ロングテールSEOとは?

ロングテールSEOとは、上記のグラフのようにニッチなロングテールキーワードを狙うことで検索結果に上位表示させて、自身のブログへの流入数を増加させる対策のことです。
たとえば、先ほどご紹介した組み合わせ例の「筋トレ」のようなビッグキーワードは、大手企業などの競合が強くて個人ブロガーが上位表示させるのはかなり厳しいです。
そのため個人ブロガーは、「筋トレ 初心者 ジム」のような競合が少ないロングテールキーワードを狙って上位表示させていく必要があります。
ロングテールキーワードのメリット4つ

ロングテールキーワードのメリットを4つご紹介します。
順番に解説していきます。
①:検索結果に上位表示されやすい
先ほどもご説明しましたが、ロングテールキーワードは検索ボリュームが少ない理由から、大手企業などがあまり参入しないため、競合が少なく上位表示されやすい特徴があります。
たとえば、「筋トレ 初心者 ジム」のようなロングテールキーワードを狙っても、月間検索ボリュームが少ないため、コンバージョン率が高くても大量に売れることはないです。
そのため、大手企業や有名ブロガーなどがあまり参入してきません。その分、個人ブロガーにもチャンスがあるということです。
ブログ初心者の方であれば、ロングテールキーワードを狙って記事を量産して上位表示させていきましょう。
②:コンバージョン率(CVR)が高い
ロングテールキーワードを狙って記事を書くと、コンバージョン率(CVR)が高くなります。
コンバージョン率が高い理由は、検索意図がわかりやすいので読者のニーズを満たす記事が書けるからです。
たとえば、「筋トレ 初心者 ジム」で検索する読者は、「筋トレ初心者でも通えるジムを探していて、いいところがあれば入会したい。」という検索意図があります。
「筋トレ 初心者 ジム」の検索意図を満たす記事を書くことで、読者が入会してくれる確率が上がってコンバージョン率も高くなるということです。
③:安定的なアクセス数を集めやすい
ロングテールキーワードは、安定的なアクセス数を集めやすいです。
理由は、検索順位の変動による影響を受けにくいからです。
たとえば、以下の2つのサイトがあったとします。
- ビッグキーワード1記事で月間1,000PVのサイト
- ロングテールキーワード30記事で1,000PVのサイト
①のサイトの場合、もし検索上位表示されているビッグキーワードの記事の順位が下がってしまうと、ほとんどアクセスがなくなってしまいます。
②のサイトの場合、30記事で同じアクセス数を集めているので、その中の1記事の順位が下がってもサイト全体にあまり影響はないです。
つまり、複数のロングテールキーワードを量産して検索上位を獲得しているほうが、サイト全体のアクセス数が安定するということです。
④:ビッグキーワードも上位表示されやすい
ロングテールキーワードで検索上位表示される記事が増えていけば、「読者のニーズを満たしているコンテンツ」とGoogleから評価されます。
上位表示された複数のロングテールキーワードの記事からビッグキーワードへ内部リンクでつなげてやれば、ロングテールキーワードでアクセスした読者をそのままビッグキーワードへ誘導させることができます。
結果ビッグキーワードも上位表示されていくわけです。
まずは、ロングテールキーワードで質の高い記事を量産して、サイトの評価を上げていきましょう。

ロングテールキーワードのデメリット2つ

ここまでロングテールキーワードのメリットをお伝えしてきましたが、デメリットもあります。
順番に解説していきます。
①:アクセス数が少ない
ロングテールキーワードのデメリットの1つ目は、アクセス数が少ないことです。
ロングテールキーワードは、月間検索ボリュームが1,000以下のため、1記事で大量のアクセスは集まりません。
検索結果で1位に表示されたとしても、狙ったキーワード自体に需要がないと、全くアクセスが集まらないということになります。
1記事でアクセスを集めるのではなく、記事を量産して複数の記事でアクセスを集めていく必要があります。
ロングテールキーワードを狙って、読者のニーズを満たす記事を量産してブログ全体のアクセス数を底上げしていきましょう。
②:成果が出るまでに時間がかかる
ロングテールキーワードのデメリットの2つ目は、成果が出るまでに時間がかかることです。
前述の通り、ロングテールキーワードは1記事のアクセス数が少ないため、記事を量産する必要があります。
記事を量産しながら、検索上位に上げていく必要もあるのでどうしても時間がかかるのです。
ロングテールキーワードで検索上位表示される記事を増やしていくことで、安定的にアクセスを集めることができますよ。
ブログで成果を上げるためには、読者ファーストの記事をコツコツと積み上げていくことが大事ですね。

ロングテールキーワードの探し方4ステップ

ここからは、ロングテールキーワードの探し方を解説していきます。
順番に解説していきます。
①:ブログのジャンルを決める
まずは、ブログのジャンルを決めましょう。
ブログで収益化を目指すのであれば、ブログジャンルの決め方は非常に重要になります。
そもそもマネタイズできないジャンルを選んでしまうと、ブログで稼ぐことができないので時間をかけて決めていきましょう。
まだジャンルが決まってないという方は、下記の記事を参考に進めてみてくださいね。
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【ブログのジャンルが決まらない?】稼げるジャンルの決め方を解説!
続きを見る
②:ビッグキーワードを選ぶ
ロングテールキーワードを選ぶ際には、まずビッグキーワードを選びます。
たとえば、「筋トレに関するブログ」を発信していく場合のビッグキーワードは「筋トレ」になります。
先ほど決めたジャンルがビッグキーワードになります。
今回は「筋トレ」で解説していきますね。

③:ミドルキーワードを選ぶ
1語のビッグキーワードを選んだら、次に2語のミドルキーワードを選びます。
キーワードを選ぶ際は、無料の「ラッコキーワード」というツールを使うと便利です。
たとえば、今回のビッグキーワード「筋トレ」をラッコキーワードの検索窓に入力してみましょう。

上記の中から、自身のブログの目的に合った2語のキーワードを選んでいきます。

今回はおすすめのプロテインを販売すると仮定して、「筋トレ ダイエット」を選びました。
このように販売したいアフィリエイト商品を決めて逆算する感じですね。
アフィリエイト商品は「ASP」というサービスで見つけることができます。
初心者の方におすすめのASPを下記の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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【2023年】ブログ初心者におすすめのアフィリエイトASP9選
続きを見る
④:ロングテールキーワードを選ぶ
最後にロングテールキーワードを選びます。
ロングテールキーワードを選ぶ際に、先ほどの「ラッコキーワード」と「Googleキーワードプランナー」を使ったやり方をご紹介します。
Googleキーワードプランナーは、Googleアカウントがあれば無料で利用できますので、事前に登録しておきましょう。
それでは、ロングテールキーワードの選び方を3つのステップで解説していきます。
step
1ミドルキーワードをラッコキーワードに入力する
先ほど選んだミドルキーワードを、もう一度ラッコキーワードの検索窓に入力します。

上記のように、ロングテールキーワードが多く表示されました。
画面右上の「全キーワードコピー(重複除去)」をクリックします。
step
2キーワードプランナーで検索ボリュームを調査する
次にGoogleキーワードプランナーの画面を開きます。

上記の画面が表示されたら、「検索ボリュームと予測のデータを確認する」をクリックします。

次に、先ほどラッコキーワードでコピーしたロングテールキーワードを「空欄に貼り付け」して、「開始する」をクリックします。
step
3ロングテールキーワードを選ぶ

上記の画面が表示されたら、「月間検索ボリューム」が100〜1,000のものを選んでいきます。
※上記は並べ替えをしていますので、実際には「10〜100」や「1,000〜1万」も表示されます。
上記の中から自身のブログの目的に合ったロングテールキーワードを選んで記事を書いていきましょう。
以上がロングテールキーワードの探し方の解説でした。

ロングテールキーワードの正しい攻略法

最後にロングテールキーワードの正しい攻略法について解説していきます。
上記の手順でロングテールキーワードを選んだら、まずはロングテールキーワードから記事を書いていきましょう。
ポイントは以下の通りです。
- ロングテールキーワードで狙った記事を10記事ほど書く
- ミドルキーワードで3記事ほど書く
- ビッグキーワードで1記事書く
ロングテールキーワードから記事を量産していくことで、ブログへのアクセス数が着実に増加していきます。
僕の感覚では30記事書いたあたりからアクセス数が増えていった感じです。

ロングテールキーワードの記事でアクセス数を増加させて、収益となるビッグキーワードやミドルキーワードに読者を誘導するようにしましょう。
ブログの記事の書き方については、下記の記事でくわしく解説していますので参考にしてくださね。
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ブログ記事の書き方のコツ10個を初心者向けに解説【テンプレート付き】
続きを見る
まとめ:ロングテールキーワードを狙って検索上位表示させよう!

今回は、ロングテールキーワードの探し方について解説してきました。
もう一度おさらいしておきましょう。
ロングテールキーワードを狙っていくことで、ブログ初心者の方でも上位表示されやすくなります。
本記事を参考に読者ファーストの記事を量産していきましょう。
ブログの手順をもう一度確認したい方は下記の記事からどうぞ。
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ブログの始め方完全ロードマップ!月5万円稼ぐまでの手順6つを解説
続きを見る
今回は以上になります。