

ブログ記事がうまく書けるようになりたいです。
ブログ記事の書き方のコツを知りたいです。
こんなお悩みにお答えします。

本記事でわかること
- ブログ記事を書く前にやるべき準備
- ブログ記事の書き方のコツ
- ブログ記事を書いた後にやるべきこと
今回は、ブログ記事の書き方のコツについて解説してきいきます。
本記事でご紹介する「ブログ記事の書き方のコツ10個」を実践することで、基本的なブログ記事の書き方が身に付いて、読者にとって読みやすい記事が書けるようになりますよ。
これから記事を書き始める方も、記事がうまく書けないという方もぜひ最後まで読んでくださいね。
ブログ記事を書く前にやるべき準備4つ

最初に、記事を書く前にやるべき準備を4つご紹介します。
記事を書く前にやるべき準備
- キーワードを選定する
- 想定読者をイメージする
- 検索意図を調べる
- 記事構成案を作成する
順番に解説していきます。
①:キーワードを選定する
まずはキーワードを選定しましょう。
キーワード=「読者の悩み」です。
例えば、英語の文法を勉強したいときに、
- 「英語 勉強法」
- 「英語 文法 覚え方」
と検索しますよね。これが「キーワード」です。
下記の記事を参考に、ブログ記事で狙うべきキーワードを選定していきましょう。
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【初心者必見】ブログのキーワード選定のやり方を5つの手順で解説!
続きを見る
②:想定読者をイメージする
次は、想定読者をイメージしましょう。
記事を書くうえで、読者が具体的にどんな人なのかをイメージすることはとても大切です。マーケティング用語でこれを「ペルソナ」といいます。
例えば、「ブログ 構成案 作り方」の想定読者のイメージは以下の通りです。
- ブログ初心者のころの自分
- ブログの記事構成案の作り方を知りたい人
- 途中でブレずに記事を書きたい人
このように、過去の自分や友人、知人など、実際にイメージできる想定読者を決めればOKです。
本記事では下記のように、さらに想定読者を深掘りしています。
- 年齢:20代後半 〜30代
- 性別:男性
- 職業:サラリーマン
- 世帯数:一人暮らし
- 学歴:大卒
- 住所:地方
- 趣味:ブログ、エンタメ、読書...など
このように、より具体的にイメージすることで、読者に刺さる記事が書けるようになります。
下記の記事を参考に、ブログのペルソナを設定していきましょう。
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【簡単にできる】ブログのペルソナを設定する方法を初心者向けに解説!
続きを見る
③:検索意図を調べる
検索意図とは、ユーザーがGoogleやYahooなどの検索エンジンを使って検索ワードを入力した際に、そのワードを入力した本当の理由や目的のことで、「ユーザーインテント」とも呼ばれています。
この検索意図を満たすコンテンツを作れば、SEO効果も期待ができます。
下記の記事で、検索意図についてくわしく解説していますので参考にしてくださいね。
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ブログの検索意図の調べ方を初心者向けに徹底解説【超重要】
続きを見る
④:記事構成案を作成する
記事を書く前に、必ず記事構成案を作成しましょう。
記事構成案とは、記事執筆の「設計書」のことで、具体的に書く内容は以下の8つです。
記事構成案の内容
- キーワード
- 想定読者
- 顕在ニーズと潜在ニーズ
- 競合サイト分析
- 見出し(H2、H3)
- コンテンツ内容
- タイトル
- 見出し
家を建てるときにも設計図があるように、ブログ記事にも記事構成案という設計書が必要になります。
くわしい記事構成案の作り方は、下記の記事を参考にしてください。
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ブログの記事構成案の作り方8つの手順【テンプレート公開】
続きを見る
記事構成案が作成できたら記事を書いていきましょう。
ブログ記事の書き方のコツ10個

いよいよこれから本番です。続いてはブログ記事の書き方のコツを10個ご紹介します。
ブログ記事の書き方のコツ
- 見出しの中にキーワードを入れる
- 150文字前後で改行する
- 「です・ます」調に語尾を統一する
- 同じ語尾を3回以上続けない
- 漢字、カタカナ、ひらがなのバランスを意識する
- いらない接続詞は削る
- 箇条書きを使う
- 専門用語や難しい言葉を使わない
- 結論を先に書く
- 装飾しすぎない
順番に解説していきますね。
①:見出しの中にキーワードを入れる
ブログ記事の見出しは重要です。
記事作成前の準備で選定したキーワードを見出しの中に入れるようにしましょう。
見出しの中にキーワードを入れることで、SEOで上位表示されやすくなります。
例えば、「ブログ 構成案 作り方」の記事の見出しは以下の通りです。
- 記事構成案とは?
- ブログの記事構成案の作り方を7つの手順で解説
- ブログの記事構成案を作る際の注意点3つ
- まとめ:ブログの記事構成案を作成して読者に満足される記事を書こう!
上記のように、各見出しの中にキーワードを入れるようにしましょう。
だだし、全ての見出しに無理やり狙ったキーワードを詰め込むことはおすすめしません。
全ての見出しに「ブログの記事構成案の作り方〜〜〜」のように書いてしまうと、読者が「不自然な見出し」だと感じてしまいます。
その点だけは注意してくださいね。
②:150文字前後で改行する
一つの文章は150文字前後が理想です。
例えば、ブログ記事が小説のような長文で書かれていたら、読者は疲れて離脱してしまいますよね。
平均的な人が一呼吸で読める文章量が、大体150文字前後だと言われています。
適切に改行しながら、記事を分割して読みやすくしましょう。
③:「です・ます」調に語尾を統一する
記事を書く際は、語尾を統一するように意識しましょう。
以下は、ブログ記事でよくある文章例です。
- 「です・ます」調:ブログ記事を書く前の4つの準備は、とても重要です。必ずやることをおすすめします。
- 「だ・である」調:ブログ記事を書く前の4つの準備は、とても重要だ。必ずやることがおすすめである。
- 混同している文章:ブログ記事を書く前の4つの準備は、とても重要だ。必ずやることをおすすめします。
上記のように混同している文章はなんだか違和感がありますよね。読者に気持ちよく読んでもらうためにも、丁寧な印象の「です・ます」調で統一するようにしましょう。
④:同じ語尾を3回以上続けない
同じ語尾を3回連続して使うのは避けましょう。
「〜ます。〜ます。〜ます。」のように語尾が連続していると、読者にすごく幼稚な印象を与えてしまいます。
上記の文章で解説すると、下記の通りです。
同じ語尾を3回連続して使うのは避けるようにします。語尾が連続していると、読者にすごく幼稚な印象を与えてしまいます。語尾が連続する場合はなるべく違う言い方に変えます。
同じ語尾を3回連続して使うのは避けましょう。語尾が連続していると、読者にすごく幼稚な印象を与えてしまいます。語尾が連続する場合はなるべく違う言い方に変えて読みやすくすることが重要です。
上記のように、同じ語尾が連続するとリズムが悪い文章になってしまいます。
語尾が3回以上連続する場合は、別の表現に変えてみましょう。
⑤:漢字、カタカナ、ひらがなのバランスを意識する
読みやすい文章を書くときは、漢字、カタカナ、ひらがなのバランスを意識しましょう。
ひらがなやカタカナばかりの文章は読みづらくなりますし、漢字が続くと拒否反応すると言われています。
例えば上記の文章で解説すると、下記の通りです。
読み易い文章を書く時は、漢字、カタカナ、平仮名の割合を意識しましょう。
平仮名やカタカナばかりの文章は読み辛くなりますし、漢字が続くと拒否反応すると言われています。
読みやすい文章を書くときは、漢字、カタカナ、ひらがなのバランスを意識しましょう。
ひらがなやカタカナばかりの文章は読みづらくなりますし、漢字が続くと拒否反応すると言われています。
ちなみに最適な「漢字:ひらがな:カタカナ」の割合は「2:7:1」です。
この割合を意識してバランスの取れた読みやすい文章にしていきましょう。
⑥:いらない接続詞は削る
接続詞の使いすぎに注意しましょう。
接続詞の使いすぎも読者に幼稚な印象を与えてしまいます。
基本的に接続詞がなくても伝わる場合は削るようにしましょう。
例えば、なくても伝わる接続詞として多いのが、
- 「そして」
- 「それで」
- 「だから」
のような順接を表す接続詞と、
- 「また」
- 「および」
- 「ならびに」
のような並列を表す接続詞です。
逆に、「しかも、でも」のような逆説を表す接続詞は、前の文章を受けて否定するときに使われるため、意味が理解しやすくなるので削る必要はありません。
⑦:箇条書きを使う
記事を書く際に箇条書きを使うと、情報がまとまって読みやすくなります。
例えば、本記事の文章例をご紹介します。
記事を書く前にやるべき準備を4つご紹介します。
まずはキーワード選定をします。次に想定読者をイメージして、さらに検索意図を調べます。最後に記事構成案を作成します。
順番に解説していきます。
記事を書く前にやるべき準備を4つご紹介します。
- キーワードを選定する
- 想定読者をイメージする
- 検索意図を調べる
- 記事構成案を作成する
順番に解説していきます。
上記のように箇条書きを使うと、「記事を書く前にやるべき準備」が、すごくわかりやすくなりましたよね。
ポイントなどが「3つ以上」ある場合は、箇条書きにして読みやすい文章にしましょう。
⑧:専門用語や難しい言葉を使わない
ブログ記事を書く際には、なるべく専門用語や難しい言葉を使わないように意識しましょう。
下記は、「SEO」について解説した例文です。
SEOとは、検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)の略称で、具体的にはGoogleなどの検索エンジンのオーガニック検索結果で、特定のサイトをインデックスさせたり、上位表示させるためにそのサイトを改善することです。
SEOとは、Search Engine Optimizationの略称で、検索エンジン最適化を意味します。具体的には、記事を検索結果に上位表示させて、サイトに訪れる人を増やすための対策のことです。
上記のように、なくても伝わる文章を削ったり、専門用語を簡単な言葉に変えるだけで読みやすくなります。
読者目線を意識した文章を心がけましょう。

⑨:結論を先に書く
ブログ記事は、基本的に結論を先に書くことをおすすめします。
Googleで検索するユーザーは、
- 「早く悩みを解決したい」
- 「答えを先に教えてほしい」
と思って記事を読みます。
そのため、結論までなかなかたどり着かない記事は途中で離脱されてしまいます。
一度離脱されると、読者はもう戻ってこなくなるので注意しましょう。
ポイントとしては、「PREP法」を使います。
- P=POINT(結論)
- R=Reason(理由)
- E=Example(具体例)
- P=POINT(結論)
それぞれの頭文字をとったものです。
ここで、「記事タイトルを付ける際に注意すること」を具体例に解説します。
読者の興味をひきたくて記事の内容と違うタイトルを付けたら、たとえ読者がクリックしたとしても離脱されるだけでなく信用まで失ってしまいます。
さらにGoogleからの評価も下がってしまい、検索順位を落とされてしまいます。
読者の興味をひきたくて、記事の内容と違ったタイトルを付けるのはNGです。(結論)
たとえ読者がクリックしたとしても、タイトルと内容が違えばすぐに離脱されてしまいます。(理由)
そうなると読者だけでなく、Googleからの評価も下がってしまい、検索順位を落とされてしうので注意しましょう。(具体例)
サイトの信用を落とさないためにも、記事の内容と違ったタイトルを付けるのは絶対にNGです。(結論)
上記のように、PREP法は読者に伝わりやすくて非常に便利な型なので多くのブログで活用されています。
「最初に結論を書いてしまうと読者が離脱してしまうのでは?」と思うかもしれませんが、読者はすぐに答えを知りたがっています。答えを知ったうえで読み進めてくれます。
なので最初に結論から伝えるようにしましょう。
⑩:装飾しすぎない
WordPressのテーマを使っていると、いろんなパターンの装飾があります。
初心者のころは装飾が楽しくて、つい使いがちになりますよね。僕も最初のころは、かなりハマってました。
リード文は記事の冒頭の文章のことで、読者を本文へ誘導することが目的です。
リード文は、この記事で伝えたいことをわかりやすく伝えて、読者に「このまま読み進めていけば悩みが解決しそうだな」と思ってもらえることが重要になります。
リード文は記事の冒頭の文章のことで、読者を本文へ誘導することが目的です。
リード文は、この記事で伝えたいことをわかりやすく伝えて、読者に「このまま読み進めていけば悩みが解決しそうだな」と思ってもらえることが重要になります。
上記のように、あまり装飾しすぎると、逆に読みにくかったり、結局どこが重要なのかわかりずらくなります。
装飾は特に強調したい箇所など、必要最低限にしておきましょう。
ブログ記事を書いた後にやるべきこと3つ

最後にブログ記事を書いた後にやるべきことを3つご紹介せていきます。
記事を書いた後にやるべきこと
- スマホの表示を確認する
- 音読する
- 一晩おいて読み返す
ここからは、記事を書いた後のチェック項目になります。
順番に解説していきます。
①:スマホの表示を確認する
最近では、ブログをスマホで読むユーザーが大半を占めているため、ブログの表示ページをスマホに最適化していないと、大半の読者にとって読みづらい表示になってしまいます。
パソコンとスマホでは画面のサイズが違うため、スマホで快適に見えるかどうか確認しておく必要があります。
ブログのアクセス数を伸ばすためにもスマホに最適化しておきましょう。
ちなみに読者がどの端末で自分のブログを見ているのか「Googleアナリティクス」で確認できますよ。
②:音読する
記事を書き終えたら、必ず音読するようにしましょう。
声を出して読み上げることで、
- 気づかない誤字脱字
- おかしな文章の流れ
- リズムが悪い
このようなことに気づけます。
「3,000文字とか5,000文字も音読できないよ」と思われるかもしれませんが、たかが数十分で自分の記事が完璧になって、読者に満足してもらえると思えば、その時間を捧げれますよね。
記事を見直しせずに完璧な文章が書けていることはほとんどありません。
ミスを事前に防ぐために音読をして記事を見直しましょう。
③:一晩おいて読み返す
記事を書き終えてすぐに音読してチェックをしたら、まだ投稿しないで一晩おいておきましょう。
なぜなら、記事を一晩おくことで客観的視点で読み直すことができるからです。
記事を書き上げてすぐのときは、それが正解と思って気づけなかった修正箇所が翌日に見つかる場合があります。
「専門用語を使いすぎていないか」、「読者が理解できないような表現を使っていないか」など最終確認して完璧な記事を投稿しましょう。
まとめ:たくさん記事を書いてライティングスキルを向上させよう!

今回は、ブログ記事の書き方のコツについて解説してきました。
もう一度おさらいすると、以下の10個です。
ブログ記事の書き方のコツ
- 見出しの中にキーワードを入れる
- 150文字前後で改行する
- 「です・ます」調に語尾を統一する
- 同じ語尾を3回以上続けない
- 漢字、カタカナ、ひらがなのバランスを意識する
- いらない接続詞は削る
- 箇条書きを使う
- 専門用語や難しい言葉を使わない
- 結論を先に書く
- 装飾しすぎない
ブログのライティングスキルは、記事を書いていくほど上がっていきます。
本記事でご紹介した書き方のコツを意識して、どんどん記事を書いていきましょう。
ライティングが終わったら、記事の中に画像を挿入して読みやすくしていきましょう。
下記の記事で、ブログにおすすめのフリー素材サイトをご紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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ブログで使えるフリー素材・画像サイトおすすめ8選【商用利用OK】
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もう一度ブログの手順を確認したい方は、下記もあわせて読んでください。
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ブログの始め方完全ロードマップ!月5万円稼ぐまでの手順6つを解説
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今回は以上になります。
それでは、また。