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ブログの検索意図の調べ方を初心者向けに徹底解説【超重要】

悩んでいる人

読者に満足してもらう記事を書くには、検索意図を調べることが重要だと聞きました。
検索意図の調べ方を初心者にもわかりやすく教えてほしいです。

こんなお悩みにお答えします。

もちべー

本記事でわかること

  • 検索意図とは?
  • 検索意図のパターン
  • 検索意図の調べ方
  • 検索意図に答えるコンテンツの作成方法

今回は、検索意図の調べ方についてブログ初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

検索意図を調べて分析することは、記事作成において非常に重要な工程になりますので、しっかりとお伝えしていきますね。

また記事後半では、検索意図に答えるコンテンツの作成方法もご紹介しています。

本記事を最後まで読むことで、検索意図に答えてユーザーに満足してもらえる記事を作成することができるようになりますよ。

ちなみに検索意図を調べる際に、SEOの基本を理解しておく必要がありますので、もしSEOがよくわからないという方は下記の記事でSEOについてくわしく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。

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検索意図とは?

検索意図とは、ユーザーがGoogleやYahooなどの検索エンジンを使って検索ワードを入力した際に、そのワードを入力した本当の理由や目的のことで、「ユーザーインテント」とも呼ばれています。

例えば、「明日の天気 大阪」と入力するユーザーであれば、

  • 「明日の大阪の天気が知りたい」
  • 「傘が必要か事前に知っておきたい」

などの情報を求めているはずです。

これが検索意図です。

ユーザーは、何か知りたいことや悩みを解決するために検索することがほとんどで、どんなことに悩み、何を解決したくて検索したのかを推測することで、検索意図が見えてきます。

この検索意図を満たすコンテンツを作れば、SEO効果も期待ができます。

検索意図がSEOにおいて重要な理由

Googleの検索エンジンで上位表示させるには、ユーザーが知りたい情報や、ユーザー自身も気づいていない潜在的なニーズに答えれるコンテンツであることが重要です。

それは、「Googleが掲げる10の真実」にも書かれています。

10. 「すばらしい」では足りない。

たとえユーザーが自分の探すものを正確に把握していなくても、ウェブで答えを探すこと自体はユーザーの問題ではなく Google の問題です。Google は、全世界のユーザーがまだ具体的にイメージしていないニーズを予測し、新たなスタンダードとなるサービスを作り出しています。たとえば、Gmail を始めたときには、当時のどのメールサービスよりも多くの保存容量を提供しました。今考えると当たり前のサービスですが、そう思えるのは、現在 Google のメール容量が新たなスタンダードになっているからです。このような変化をもたらすのが Google の望みであり、新たな一歩を踏み出す方向を Google は常に探しています。つまり、現状に満足しないことが Google のすべての原動力となっているのです。

引用:Googleが掲げる10の真実(一部抜粋)

つまり、ユーザーの検索意図に答えて、ユーザーに満足してもらうコンテンツを作ることが、Googleが求めているコンテンツでもあるということです。

顕在ニーズと潜在ニーズ

検索意図には、「顕在ニーズ」「潜在ニーズ」の2種類があります。

  • 顕在ニーズ:ユーザーが自分で把握しているニーズ
  • 潜在ニーズ:ユーザーが自分で把握していないが、心の奥底では知りたいニーズ

潜在ニーズは、検索キーワードには出てこないので分かりにくいです。

具体的には、顕在ニーズを満たした後に、「ユーザーが次に知りたいこと」になります。

例えば、「ブログ 始め方」と検索するユーザーの場合、 以下の検索意図が考えられます。

  • 顕在ニーズ:ブログの始め方の手順を知りたい
  • 潜在ニーズ:ブログを始めたらどれぐらい稼げるのかを知りたい

他にも「ブログ 始め方」の潜在ニーズであれば、

  • 参考になる有名ブロガーを知りたい
  • おすすめの勉強方法を知りたい
  • SEO対策について知りたい

なども考えられます。

つまり、「ブログ 始め方」というひとつのキーワードから、ユーザーの頭の中に、

  • ブログを始めるまでに知りたいこと
  • ブログを始めたあとに知りたくなること

このふたつのニーズがあることを推測していく必要があります。

検索意図を分析するポイントは、「ユーザーが顕在ニーズを満たした後に何を求めるのか?」を考えることです。

顕在ニーズと潜在ニーズの両方を満たすコンテンツを作ることで、ユーザーに満足されて、SEO効果も期待ができます。

検索意図のパターン4つ

検索意図は、大きく4つのパターンに分類されます。

上記は、Googleが提唱する分類で以下の4つです。

  • Knowクエリ:(知りたい)検索したキーワードについて知りたい
  • Goクエリ:(行きたい)検索したキーワードの場所に行きたい
  • Doクエリ:(やりたい)検索したキーワードについてやりたい
  • Buyクエリ:(買いたい)検索したキーワードの商品を購入したい

順番に解説していきます。

①:「Knowクエリ」

Knowクエリは、検索した情報を知りたいというユーザーの意図を示すキーワードになります。

  • 大阪 天気
  • カルボナーラ 作り方
  • 腰痛 ストレッチ
  • 登山 ファッション...など

Knowクエリは、ユーザーが検索したワードそのものを知りたいので、正確な情報を伝えなければいけません。

間違った情報を発信してしまうと、信用を失いますので注意しましょう。

②:「Goクエリ」

Goクエリは、検索した場所に行きたいというユーザーの意図を示すキーワードになります。

  • Amazon
  • ユニクロ
  • Yahooニュース
  • Appleサポート...など

上記の中で実店舗がある場合は、特定の場所までの行き方や道順なども、Goクエリに分類されます。

目的地に辿り着く情報をくわしく載せることで、検索上位を狙うことも可能になります。

③:「Doクエリ」

Doクエリは、何か行動したいというユーザーの意図を示すキーワードになります。

  • 引越し 見積り
  • 転職 相談
  • パソコン 修理
  • LINE 登録...など

Doクエリは、ユーザーが特定の行動を起こす前提で検索しているため、資金力がある企業の場合だと、高い成約率が期待できます。

逆に個人ブロガーが検索上位を目指すのは難しいといえます。

④:「Buyクエリ」

Buyクエリは、特定の商品を購入するべきか調べたいというユーザーの意図を示すキーワードになります。

  • WordPress おすすめテーマ
  • iPhone 口コミ
  • パソコン 比較
  • お掃除ロボ 評判...など

Buyクエリは、「商品名+口コミ」や「商品名+おすすめ」などで検索されることが多いことから、ユーザーの購買意欲が高いといえます。

BuyクエリもDoクエリと同じく成約率が高いため、大手企業が資金を使って上位表示を狙ってきます。

個人ブロガーが、BuyクエリとDoクエリを対策するのであれば、まずはKnowクエリの記事を量産して、それからBuyクエリとDoクエリの記事につなげていくのがおすすめです。

検索意図の調べ方3つ

ここまで検索意図の重要性や、4つのパターンをご紹介してきました。

ここからは、検索意図の調べ方について解説していきます。

検索意図を調べる方法は、以下の3つです。

  • サジェストキーワードと関連キーワードを確認する
  • Q&Aサイトでユーザーの悩みを検索する
  • 競合サイトを分析する

順番に解説していきます。

①:サジェストキーワードと関連キーワードを確認する

サジェストキーワードとは?

サジェストキーワードとは、Googleの検索窓にキーワードを入力したときに自動で表示される検索候補のことです。

サジェストキーワードは、入力したキーワードとセットで「あなたはこれを調べていますか?」とGoogleが提案してくれるキーワードです。

関連キーワードとは?

関連キーワードも検索意図を調べるのに役立ちます。

例えば、「ブログ 始め方」で検索した場合、ページの最下部に下記のような関連キーワードが表示されます。

検索したキーワードと関連してよく検索されているワードが表示されるので、検索意図を調べるときに活用しましょう。

サジェストキーワードと関連キーワードの違い

サジェストキーワードと関連キーワードの違いは以下の通りです。

サジェストキーワード

検索ボリュームだけでなく、ユーザーが検索する傾向やトレンドなども反映された候補が提案される。

関連キーワード

セットで検索される頻度が高いキーワードが表示される仕組みで、ユーザーの検索する傾向などは反映されない。

検索意図を調べる際は、ふたつの違いを理解して分析していくことが大切です。

②:Q&Aサイトで読者の悩みを検索する

これまで、ユーザーの悩みに答えて満足してもらうことが重要であることをお伝えしてきました。

「Yahoo!知恵袋」や「教えて!goo」などのQ&Aサイトは、リアルなユーザーの悩みが詰まっています。

例えば、「Yahoo!知恵袋」で「ブログ 始め方」で検索してみると、下記のような画面が表示されます。

上記のように、「ブログ 始め方」だけで44,000以上の質問があります。

ユーザーのリアルな悩みを見つけることができるので、検索意図を調べる際には必ず活用していきましょう。

③:競合サイトを分析する

実際の検索してみて、上位表示されている記事を分析してみましょう。

特に最初のページの上位10サイトは、ユーザーの検索意図が満たされているコンテンツであると、Googleが評価したサイトです。

その上位10サイトの記事を順番に読みながら、

  • 「ユーザーの悩みをどのように解決しているのか?」
  • 「この記事が解決している潜在ニーズは何なのか?」
  • 「どんな情報を追加すれば、よりユーザーの検索意図を満たせそうか?」

などをチェックしながら分析してみてください。

検索意図に答えるコンテンツの作成方法3つ

最後に、検索意図に答えるコンテンツの作成方法を3つご紹介していきます。

  • キーワードを選定する
  • 検索意図を調べる
  • 記事を作成する

順番に解説していきます。

①:キーワードを選定する

SEOライティングにおいて、キーワードは超重要です。

記事を書く前に必ずキーワード選定をしましょう。

キーワードの選び方は、下記の記事でくわしく解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

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②:検索意図を調べる

キーワードを選んだら、次は検索意図を調べます。

検索意図は、本記事で解説したやり方で調べます。

  • サジェストキーワードを確認する
  • Q&Aサイトでユーザーの悩みを検索する
  • 競合サイトを分析する

検索意図は4つのパターンに分類されることと、顕在ニーズと潜在ニーズがあることも意識しながら分析してくださいね。

③:記事を作成する

検索意図を調べたら、いよいよ記事作成に進んでいきます。

記事を作成するうえで、ひとつポイントがあります。

それは、検索意図にひとつずつ答えていくように書くことです。

例えば、本記事の場合の検索意図は以下の通りです。

  • 顕在ニーズ:検索意図の調べ方を知りたい
  • 潜在ニーズ:そもそも検索意図とは何なのか知りたい
  • 潜在ニーズ:調べた検索意図をコンテンツ作成に活かす方法を知りたい

上記の検索意図を洗い出したら、ひとつずつ見出しを作っていきます。

  • 見出し①:検索意図とは?
  • 見出し②:検索意図の調べ方3つ
  • 見出し③:検索意図に答えるコンテンツの作成方法3つ

さらにユーザーにとって有益である情報を加えていく感じです。

  • 見出し①:検索意図とは?
  • 見出し②:検索意図のパターン4つ
  • 見出し③:検索意図の調べ方3つ
  • 見出し④:検索意図に答えるコンテンツの作成方法3つ
  • 見出し⑤:まとめ

上記のような感じで記事のベースが出来上がってきます。

あとは、ひとつひとつ見出しの中身を執筆していき、画像を入れて装飾していけば、読みやすいコンテンツが完成します。

記事の書き方については、下記の記事でくわしく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

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まとめ:検索意図を分析してユーザーに満足される記事を書こう!

今回は、記事作成において重要な「検索意図」の調べ方について解説してきました。

もう一度おさらいすると下記の通りです。

  • サジェストキーワードと関連キーワードを確認する
  • Q&Aサイトでユーザーの悩みを検索する
  • 競合サイトを分析する

検索意図を調べる行程は、少し手間に感じるかもしれません。

しかし、ユーザーが知りたいことや悩んでいることを120%解決できる記事でなければ、検索エンジンに上位表示されません。

本記事でもお伝えしましたが、Googleの理念の中にある「ユーザー自身も気づいていない、潜在ニーズが満たされる記事作り」を目指していきましょう。

検索意図を調べたあとは、いよいよ記事作成に進みます。

まずは、下記の記事を参考に記事構成案を作成していきましょう。

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ブログの手順をもう一度確認したい方は、下記の記事からどうぞ。

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今回は、以上になります。

それでは、また。

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