

『億を稼ぐ積み上げ力』って有名なビジネス書があるって聞いたけど、要約が知りたいな。
できれば継続するために意識すべきことも知りたいな。
こんなお悩みにお応え済ます。

本記事でわかること
- シンプルな継続のコツ
- 継続するために捨てるべきモノ
- 稼げる人と稼げない人の思考の共通点
今回は、トップブロガー&人気YouTuberのマナブさんが書かれた『億を稼ぐ積み上げ力』という本をご紹介します。
現在は個人で大きな収入を稼いでいる人が増えている時代です。
著者のマナブさんもその一人です。
2016年、僕の月収は5万でした。
億を稼ぐ積み上げ力より
2017年、僕の月収は20万でした。
2018年、僕の月収は300万でした。
そして2019年、僕の年収は1億ほどになりました。
ちなみに、この年、僕は忙しく飛び回ったというわけではありません。
家からほとんど出ることなく、この年収を達成しました。
これには、いったいどんなカラクリがあるのか?すごく興味ありますよね。
この成功を得るための思考と行動が本書にまとめられています。
それでは、早速いきましょう。
『億を稼ぐ積み上げ力』の基本情報

本書の基本情報は以下の通りです。
基本情報
- 書籍名:億を稼ぐ積み上げ力
- 著者名:マナブ
- 出版月:2020年9月25日
- 出版社:KADOKAWA
著者のマナブ氏のプロフィールはこちらです。
マナブ
- 22歳の時に大学を1年休学してフィリピンに留学する
- 大学を卒業して、フィリピンのセブ島で就職するも11か月で退職してフリーランスになる
- 起業するも失敗に終わって、27歳の時に月収5万円で貯金0になる
- どん底の状態からブログを1000日間更新し続けて月収7桁を達成
- 29歳のときに月収8桁を達成し、時間とお金にゆとりのある人生にシフトする
- 現在はバンコクを中心に南国でひきこもりつつ、ブログをはじめYouTube、Twitterなどで有益情報を発信している
本書の構成は以下の通りです。
本書の構成
第1章:圧倒的に継続するための極意
第2章:成長を一気にブーストさせる秘訣
第3章:成功までの最短ルート
第4章:生き残るためのマインドセット
第5章:稼げる人の頭の中
第6章:時代の波に先乗りする
億を稼ぐ積み上げ力の要約

続いて、本書を以下の3つに要約しました。
要約①:継続のコツは「習慣化」すること
要約②:継続するには、捨てる勇気も必要
要約③:お金を「稼げる人」と「稼げない人」の違い
ひとつずつ解説していきます。
要約①:継続のコツは「習慣化」すること
習慣化①:朝起きたら必ず◯◯する
マナブさんの継続のコツはすごくシンプルです。
- 朝起きたら、最初にやる
- 終わるまでは、他の事をしない
これだけです。
マナブさんの1000日間のブログ更新は1と2をひたすら続けて成し遂げられたものです。
「そうは言っても、その”続ける”が難しいんだよ」と思うかもしれません。
それを可能にしてくれるのが人間の持つ「習慣化」の能力ですね。
この「習慣化」の能力を使えば、継続することも「歯磨き」と同じレベルのルーティーンにできます。
僕にとっては、毎日の歯磨きを1000日継続したら、ブログで年間5000万を達成していた。
億を稼ぐ積み上げ力より
そのくらいの感覚だそうです。
とはいえ、会社員の方はなかなか朝の時間が使えないことも多いのではないでしょうか。
その場合は、自分なりにアレンジしてみましょう。
例えば、
- 通勤の電車内は作業する
- 昼休憩に作業する
- 退社後カフェに行って終わるまで作業する
自分で自分なりのルールを作ってみるのです。
少し厳しいかもしれませんが、まずは歯を食いしばってでも習慣を作りましょう。
習慣化②:休日を設けない
習慣化するためには、とにかく毎日続けることが大切です。
そこに休日という概念はありません。
休日は、「継続を阻害する大きな敵」と考えましょう。
例えば、
- 毎日ブログを更新しているAさん
- 週3回ブログを更新しているBさん
AさんとBさんのどちらのほうが多くの努力を必要とするでしょうか?
答えは、Bさんですね。
Bさんは朝起きるたびに、「今日はブログを書こうか?それともやめとこうか?」と自問自答することになるからです。
脳みその無駄遣いですね。
本来は「今日は何を書こうかな」と考えるべきだし、週3回程度のブログ執筆では習慣化が難しく、毎日淡々と作業したほうが習慣化という面でとても効率が良いです。
要約②:継続するには、捨てる勇気も必要
世の中の大半のモノや思考は無駄であり、それを捨てることで人生がスムーズに動き出すのです。
ここでマナブさんが実際に捨てたモノや関わってはいけない人をご紹介します。
人生で捨てるべき無駄なモノ
①:歪んだプライド
歪んだプライドを捨てて、「全てのものから学ぶ」という気持ちを持つことが大切
②:固定概念
固定概念があると「新しい可能性を潰す」ことに繋がる
③:贅沢な生活
生活費が上がれば、その分安定と安心から遠ざかってしまう
④:退屈な仕事
興味を持てない仕事に対して、創意工夫は生み出せないし成果も出にくい
⑤:無駄な交流
時間を気にせず、やるべきことに集中できる
これらを全て捨てた結果、人生が楽になり、収入も増えたそうです。
人生で関わってはいけない人
①:愚痴ばかり言う人
いつも愚痴ばかり言う人はネガティブな空気をまき散らしている
②:感情的にキレる人
稼ぐ云々以前の問題で、シンプルに怖いだけ
③:Takeばかりする人
Takerは「あなたのために」と言葉巧みに搾取してくる
④:相手の時間を奪う人
時間は命そのものなので、むやみに時間を奪ってくる人からはすぐに離れる
⑤:闇人脈を自慢する人
自分以外の「ビッグネーム」を出すことでしか信頼を獲得できない
悩みの9割は人間関係から生まれるので、気が合わない人からはすぐに離れましょう。
人間関係こそ慎重に選ぶべきですね。
要約③:お金を「稼げる人」と「稼げない人」の違い
ここでは「稼げる人」「稼げない人」の思考の共通点をご紹介します。
稼げる人の思考
・相手の視点で考えている
→高い収入をあげている人の大半は「腰が低く、相手のことを考えて動ける人」
・偽善でもいい、良い人になろう
→相手の気持ちに立てる人とは仕事がしやすいため、「一緒に働きたい」と思ってもらえる
つまり「良い人」が得をする
・良い人でいながら、利益を確保する
→「都合の良い人」になるのではなく、人に優しくしながらも、しっかり自分の利益を確保する
稼げない人の思考
・他人の批判ばかりしている
→批判のために費やした分だけ「自分のために使える時間」が減ってしまう
・自分は行動せず、分析ばかりする
→行動する前に頭で分析して「これは◯◯でダメだ」と、やってもみないうちから決めつけてしまう
・謎の場所で迷い続けている
→稼げない人は「考えるポイント」がズレている
稼げる人と稼げない人の思考を知ったからといって、自分の考え方がすぐに変わるわけではないので、まずは行動していきましょう。
行動しながら、気づきがあれば変更していけばいいのです。
少しずつ行動を変え、異なる思考をしてみる。この繰り返しで、だんだん思考や性格も変わっていきます。そして、自然と「良い思考」が身についていく。僕は、そう信じています。
億を稼ぐ積み上げ力より
『億を稼ぐ積み上げ力』の書評

書評①:天才ではない凡人の勝ち方がわかる
書評②:楽して稼げる方法など存在しない
順番に解説していきます。
書評①:天才ではない凡人の勝ち方がわかる
本書を読む前は、
「ブログで年収1億円、YouTube登録者数50万人以上もいる成功者が実践した”積み上げ力”って、自分に真似できるのかな?」と思ってました。
でも実際のマナブさんといえば、
- 偏差値···57くらい
- 出身地···千葉の田舎
- 家庭環境···父は会社員、母はパート
- 世帯収入···500〜600万くらい
- 学生時代の活動···帰宅してゲームをすることが好き
さらに22歳までは読書経験ゼロだったそうです。
すごく親近感がわきますよね。
本書は凡人だったころからの経験や失敗談など包み隠さず書かれています。
そこがマナブさんの魅力ですよね。
本当に凡人の自分でもできるかもって思わせてくれる1冊になっています。
書評②:楽して稼げる方法など存在しない
本書の冒頭に
楽して稼ぎたい人は、この本を読まないでください。
億を稼ぐ積み上げ力より
と、書かれていました。
いきなり衝撃的ですよね。
最初から見抜かれてる感じがして、さすがマナブさんだと思いましたね。
その言葉通り、楽して稼げる方法はいっさい書かれていませんでした。
やることはいったてシンプルですが、
「誰にでもできることを、誰にも真似できないくらい続ける」
つまり、凡事徹底したことでライバルに大きく差をつけて成功されたのだと思います。
『億を稼ぐ積み上げ力』を読むべき人

ここまで要約・書評を紹介してきました。
最後に、『億を稼ぐ積み上げ力』を読むべき人をご紹介します。
- 何を始めても中途半端に終わってしまう人
- 会社の人間関係がつらい人
- もっと収入を増やしたい人
- 副業を始めてみたい人
上記のいずれかにあてはまる人は、本書を読むと悩みが解決されると思います。
特に、今まで何をやっても中途半端に終わる人、もっと収入を増やしたい人には読んでもらいたい1冊です。
マナブさんや他の大きな成功を収めている人も、いきなりそこにたどり着いたわけではありません。
日々の行動の積み重ねがあったからこそです。
もしやりたいことを諦めそうになったり、自分には真似できないなと感じたとき、ぜひ本書を手にとってみてください。
自分にもできるんだと気づけると思いますよ。
『億を稼ぐ積み上げ力』の書評・要約まとめ

今回は、『億を稼ぐ積み上げ力』について書評・要約をご紹介してきました。
やはり、ブログを1000日間更新し続けるって本当にすごいと思います。
それだけに説得力がありますよね。
ただ、マナブさん自身
- 継続力があるというよりは、「どうせ、すぐに成果なんて出ない」と思っているだけ
- 忍耐力があるというよりは、「そもそも、嫌なことをやっていない」だけ
ただ淡々と好きなこと、得意なことをこなしているだけだそうです。
今日からできるToDo
- 億を稼ぐ積み上げ力を読んでみる
- 朝起きたら◯◯をすると決めてみる
- 何か一ついらないものを捨ててみる
今回は以上になります。
『億を稼ぐ積み上げ力』を読んでみたいと思った方は、Amazonや楽天でポチってみてください。
それでは、また。