WordPressの始め方

【コピペOK】ブログのプライバシーポリシーと免責事項の書き方【雛形あり】

悩んでいる人

プライバシーポリシーと免責事項を書くことが重要だと聞いたのですが、書き方がわかりません。簡単に真似できる雛形などあれば教えてほしいです。

こんなお悩みにお答えします。

もちべー

本記事でわかること

  • プライバシーポリシーと免責事項とは
  • プライバシーポリシーと免責事項に記載する内容
  • プライバシーポリシーと免責事項の書き方
  • プライバシーポリシーを設置する方法

今回は、ブログ運営に必須のプライバシーポリシーと免責事項の書き方を解説していきます。

とはいえ、プライバシーポリシーや免責事項って具体的にどう書いていいのかわからないという方も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、初心者の方でも簡単にプライバシーポリシーと免責事項が書けるように、コピペでOKな雛形を使ってわかりやすく解説していきます。

また、記事の後半では、プライバシーポリシーの設置方法も解説していますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

これからブログを作りたいという方は、下記の記事でWordPressブログを10分で開設する方法をご紹介していますので、ぜひ参考にして進めてみてください。

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プライバシーポリシーと免責事項とは?

最初に、プライバシーポリシーと免責事項とは何かについて解説していきます。

プライバシーポリシーとは?

プライバシーポリシーとは、ブログ訪問者の個人情報の取り扱いについて記載したものです。

ブログ運営では、「お問い合わせフォーム」「アクセス解析ツール」を使って下記の個人情報を収集しています。

ブログで収集する個人情報

  • 名前
  • メールアドレス
  • 住所(市区町村まで)
  • 性別
  • 年齢

上記のような個人情報を目的以外に使用しないことを明記することで、読者に安心して利用してもらうことができます。

免責事項とは?

免責事項とは、読者が購入した商品やサービスのトラブルに関する責任の範囲について記載したものです。

特にアフィリエイトで商品を紹介する場合、「あくまで購入は自己責任である」ということを明記しておく必要があります。

たとえば、おすすめの本をブログで紹介して、購入した読者から「全然ためにならなかったから返金してくれ」と言われても困りますよね。

トラブルを未然に防ぐためにも、免責事項を記載しておきましょう。

プライバシーポリシーに記載する内容

続いて、プライバシーポリシーに記載する4つの内容をご紹介していきます。

プライバシーポリシーに記載する内容

  • Googleアドセンスについて
  • Amazonアソシエイトについて
  • Googleアナリティクスについて
  • お問い合わせフォーム・コメント欄について

順番に解説していきます。

①:Googleアドセンスについて

Googleアドセンスの規約では、下記のように定められています。

サイトのプライバシー ポリシーについて

プライバシー ポリシーには次の情報を記載する必要があります。

・Google などの第三者配信事業者が Cookie を使用して、ユーザーがそのウェブサイトや他のウェブサイトに過去にアクセスした際の情報に基づいて広告を配信すること。

・Google が広告 Cookie を使用することにより、ユーザーがそのサイトや他のサイトにアクセスした際の情報に基づいて、Google やそのパートナーが適切な広告をユーザーに表示できること。

・ユーザーは、広告設定でパーソナライズ広告を無効にできること(または、www.aboutads.info にアクセスすれば、パーソナライズ広告に使われる第三者配信事業者の Cookie を無効にできること)。

第三者配信による広告掲載を無効にしていない場合、広告の配信時に第三者配信事業者や広告ネットワークの Cookie が使用される可能性があります。その    点についても、次の方法でサイトのプライバシー ポリシーに明示してください。

・第三者配信事業者や広告ネットワークの配信する広告がサイトに掲載されることを明記します。

・対象となる第三者配信事業者や広告ネットワークの適切なウェブサイトへのリンクを掲載します。

・これらのウェブサイトにアクセスすれば、パーソナライズド広告の掲載で使用される Cookie を無効にできることをユーザーに明示します(配信事業者や広告ネットワークがこの機能を提供している場合)。または、www.aboutads.info にアクセスすれば、第三者配信事業者がパーソナライズド広告の掲載で使用する Cookie を無効にできることを知らせます。

参照:必須コンテンツ-Google Adsense ヘルプ

簡単に要約すると、下記の2点を記載します。

  • Cookieを利用してユーザーに最適な広告を配信する
  • ユーザー自身でCookieを利用した広告を無効化できる

くわしい書き方は記事の後半でご紹介しますね。

もちべー

②:Amazonアソシエイトについて

Amazonアソシエイトの規約では、下記のように定められています。

5. 乙がアソシエイトであることの表示

乙は、乙のサイト上または甲が乙によるプログラム・コンテンツの表示またはその他の使用を許可したその他の場所のどこかに、「Amazonのアソシエイトとして、[乙の名称を挿入]は適格販売により収入を得ています。」または本規約に基づき事前に許可された内容と実質的に同じ文言を目立つように明示しなければなりません。このような公表および適用法により求められる場合を除き、乙は、事前に文書により許可された場合以外に、本規約またはアソシエイト・プログラムへの乙の参加に関して公式な文書を表示しないものとします。乙は、本規約において明確に認められた場合を除き、甲との関係について不実の表明や誇張(甲が乙を支援、後援または支持しているという表明または暗示を含みます。)をせず、甲と乙またはその他のいかなる個人もしくは事業体との間の関係を表明したり暗示したりしないものとします。

参照:Amazonアソシエイト・プログラム運営規約

Amazonアソシエイトは記載内容が明記されているので、下記のように記載すればOKです。

[ ◯◯ブログ ]は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。

[ ◯◯ブログ ]にブログ名を書いてくださいね。

③:Googleアナリティクスについて

Googleアナリティクスの規約では、下記のように定められています。

7. プライバシー

お客様は、Google が個人を特定できる情報として使用または認識できる情報を、ハッシュ化されているかどうかにかかわらず、Google に提供せず、かかる行為を第三者が行うことを支援または許可しないものとします。ただし、お客様に提供されている Google アナリティクス機能のポリシーや規約によって許可され、かかるポリシーや規約が適用される状況において、かかる Google アナリティクス機能のために Google に提供される情報が業界基準を用いてハッシュ化されている場合に限っては、この限りではありません。お客様は適切なプライバシー ポリシーを用意したうえでそれに準拠し、ユーザーから情報を収集するうえで、適用されるすべての法律、ポリシー、規則を遵守するものとします。お客様はプライバシー ポリシーを公開し、Cookie、モバイル デバイスの識別子(例: Android の広告 ID、iOS の広告 ID)、またはデータの収集に使われる類似技術の使用について、そのプライバシー ポリシーで通知する必要があります。また、Google アナリティクスの使用と、Google アナリティクスでデータが収集および処理される仕組みについても開示する必要があります。こうした情報は、「Google のサービスを使用するサイトやアプリから収集した情報の Google による使用」のサイト(www.google.com/policies/privacy/partners/や、Google が随時提供するその他の URL)へのリンクを目立つように表示することで開示できます。

参照:Google アナリティクス利用規約

簡単に要約すると、下記の3点を記載します。

  • Googleアナリティクスを使用していることを記載する
  • Cookieを使用していることを記載する
  • データが収集および処理される仕組みについて開示する

こちらも記事の後半でくわしい書き方をご紹介しますね。

もちべー

Googleアナリティクスの導入方法については、下記の記事を参考にしてください。

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WordPressでGoogleアナリティクスを設定する手順5つ【GA4対応】

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④:お問い合わせフォーム・コメント欄について

お問い合わせフォームやコメント欄を利用している場合も、プライバシーポリシーに下記の2点を記載します。

  • お問い合わせフォームやコメント欄で取得する情報を記載する
  • 取得した個人情報(名前やメールアドレス、IPアドレスなど)の利用目的を記載する

こちらも記事の後半で雛形を使ってご紹介しますね。

もちべー

お問い合わせフォームの詳細については、下記の記事を参考にしてください。

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WordPressブログのお問い合わせフォームの作り方【Contact Form7】

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免責事項に記載する内容

ここでは、免責事項に記載する内容と合わせて記載しておきたい著作権とリンクについてご紹介していきます。

①:免責事項について

免責事項については、下記の2点を記載します。

  • 当ブログを利用して不利益があった場合でも責任を負わないことを記載する
  • 100%正確な情報発信を保証するものではないことを記載する

トラブルを未然に防ぐためにも、「当ブログで紹介した商品を購入する際は、自己責任でお願いします。」といった内容を記載しておきましょう。

また、万が一誤った情報を発信してしまってトラブルにならないように、 100%正確な情報発信を保証するものではないことも記載することをおすすめします。

②:著作権・肖像権について

著作権・肖像権については、下記の2点を記載します。

  • 文章や画像の無断転載を禁止することを記載する
  • 著作権を侵害した場合は、すぐ対応することを記載する

どんなに注意を払っていても、「意図せず著作権を侵害してしまった」というケースもゼロではないでしょう。「その場合はすぐに対処します」と記載しておきましょう。

③:リンクについて

リンクについては、下記の2点を記載します。

  • 当ブログはリンクフリーであることを記載する
  • 画像の直リンクは禁止であることを記載する

他のサイトからリンクを張ってもらえると、ブログ評価が高まりSEOにも効果的です。

もしリンクについての記載がなければ、読者が「このブログいいな」と思って紹介しようとしても「紹介した後で何か問題があると困るのでやめておこう」と思われてはもったいないので、リンクについても必ず記載しておきましょう。

プライバシーポリシーと免責事項の書き方【雛形あり】

ここまで、プライバシーポリシーと免責事項に記載する内容についてご紹介してきました。

ただ、内容はわかっても初心者の方が何もない状態から書いていくのは難しいでしょう。

そこで、ブログ初心者の方でも簡単にプライバシーポリシーと免責事項を作成できる雛形をご用意しました。

自身のサイトに合わせて、内容を修正しながら活用してくださいね。

今回ご用意した雛形は、下記の4つです。

  • プライバシーポリシーの雛形
  • 免責事項についての雛形
  • 著作権・肖像権についての雛形
  • リンクについての雛形

基本的にコピペでOKですが、ブログによって使用ツールやサービスが異なるので、必ず内容を理解した上で活用してくださいね。

①:プライバシーポリシーの雛形

個人情報の利用目的

当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、名前やメールアドレス等の個人情報を入力いただく場合がございます。
取得した個人情報は、お問い合わせに対する回答や必要な情報を電子メールなどをでご連絡する場合に利用させていただくものであり、これらの目的以外では利用いたしません。

当サイトに掲載されている広告について

当サイトでは、第三者配信の広告サービス(Googleアドセンスや広告サービス名)を利用しています。
このような広告配信事業者は、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、当サイトや他サイトへのアクセスに関する情報 『Cookie』(氏名、住所、メール アドレス、電話番号は含まれません) を使用することがあります。
またGoogleアドセンスに関して、このプロセスの詳細やこのような情報が広告配信事業者に使用されないようにする方法については、こちらをご覧ください。

また、[ ブログ名 ]は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。

当サイトが使用しているアクセス解析ツールについて

当サイトでは、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しています。
このGoogleアナリティクスはトラフィックデータの収集のためにCookieを使用しています。
このトラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。
この機能はCookieを無効にすることで収集を拒否することが出来ますので、お使いのブラウザの設定をご確認ください。
この規約に関して、詳しくはこちらをご覧ください。

当サイトへのコメントについて

当サイトでは、スパム・荒らしへの対応として、コメントの際に使用されたIPアドレスを記録しています。
これはブログの標準機能としてサポートされている機能で、スパム・荒らしへの対応以外にこのIPアドレスを使用することはありません。
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全てのコメントは管理人が事前にその内容を確認し、承認した上での掲載となりますことをあらかじめご了承下さい。
加えて、次に掲げる内容を含むコメントは管理人の裁量によって承認せず、削除する事があります。

・特定の自然人または法人を誹謗し、中傷するもの。
・極度にわいせつな内容を含むもの。
・禁制品の取引に関するものや、他者を害する行為の依頼など、法律によって禁止されている物品、行為の依頼や斡旋などに関するもの。
・その他、公序良俗に反し、または管理人によって承認すべきでないと認められるもの。

②:免責事項についての雛形

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記事の引用などを行う際は、引用元としての記載をお願い致します。

ただし、インラインフレーム使用や画像への直リンクはご遠慮ください。

※インラインフレームとは、ページ内に領域を設け、別のコンテンツを入れて配置できるタグのことです。

プライバシーポリシーを設置する方法

最後に、プライバシーポリシーを設置する方法を3ステップでご紹介していきます。

  • 固定ページで作成する
  • パーマリンクを設定する
  • フッターメニューに設置する

①:固定ページで作成する

プライバシーポリシーは固定ページで作成します。

まずは、WordPressの管理画面を開きます。

WordPressの管理画面から、「固定ページ」「新規追加」の順にクリックします。

上記の画面が表示されたら、「タイトル」「プライバシーポリシーと免責事項」を入力します。

②:パーマリンクを設定する

次に、パーマリンクを設定します。

画面右側のパーマリンクの枠の中に「privacy-policy」と入力します。※文字列は自由に変更できます。

プレビューで確認したら、「公開」をクリックします。

③:フッターメニューに設置する

最後に、プライバシーポリシーをフッターメニュー(サイトの最下部)に設置していきます。

上記の画像のように、当ブログもフッターメニューにプライバシーポリシーを設置しています。

WordPressの管理画面を開きます。

WordPressの管理画面から、「外観」「メニュー」の順にクリックします。

メニュー構造のメニュー名の枠に「フッターメニュー」と入力して、「メニューを作成」をクリックします。

上記の画面が表示されたら、「プライバシーポリシー」にチェックをいれて「メニューに追加」をクリックします。

「フッターメニュー」にチェックをいれて、最後に「メニューを保存」をクリックします。

ブログのフッターメニューにプライバシーポリシーが表示されていたら完成です。

当ブログはWordPressテーマのAFFINGER6を使用していますのでデザインが少し違っているかもしれません。

WordPressテーマを変更すると、好みのデザインにカスタマイズできるので、まだテーマを導入していないという方は下記の記事を参考にしてみてください。

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まとめ:プライバシーポリシーと免責事項は最初に書いておこう!

今回は、プライバシーポリシーと免責事項の書き方について解説してきました。

本記事でご紹介した雛形を使えば、すぐにでも作成できます。

プライバシーポリシーは、ブログを運営する上でトラブルを回避するためにも必須になるので、ブログを開設したら最初に設置することをおすすめします。

その他のWordPressの初期設定については、下記の記事を参考にしてみてくださいね。

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今回は以上になります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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